子供を海外旅行につれていくべき?
子供を海外旅行につれていくべきかは、親の価値観と前向きな姿勢があるかで決まります。
プランによりますが、観光地を巡る短期間の旅行が直接的な英会話上達に結びつく要素は少ないです。
ただし、海外の幅広い世界を子供に見せてあげることで、子供の成長に良い影響を与えられる可能性があります。
また、海外で働くことが将来の夢になるなど、海外旅行をきっかけに英会話への学習意欲が高まるケースもあります。
現実的な将来の夢を持つことが少ない年齢の乳幼児は、海外旅行へ行くよりも日本で幼児向け英会話教室に通わせた方が英語習得の近道になるでしょう。
デメリットを把握する
子供を海外旅行につれていくことは以下のデメリットがあります。
- 旅費が高くなる
- 飛行機で騒いでしまう
- 長時間の移動が子供には苦痛
- 子供の世話で観光できる時間が減る
- 病気のリスク
- 衛生的な問題
- 海外がトラウマになるリスク
複数の要因によって、大人だけの旅行よりも親の負担が大きくなるのは確実です。
旅行中に親が疲れて楽しめなくなってしまったら、高額な旅費をかけて海外へ行くメリットが半減します。
ただし、大人であっても海外は多くの刺激を感じられるもので、高まったテンションによって子供連れの負担が打ち消されることも多いです。
親自身が子供と一緒に海外旅行へ行きたいと思っているのであれば、思い切ってチャレンジする価値があるでしょう。
英語圏にこだわらない
英会話を学ばせたい気持ちがあっても、最初の海外旅行では英語圏にこだわる必要はありません。
子供を海外旅行へ連れて行くメリットは、大切な思い出として宝物になることと日本とは違う環境に刺激を受けることです。
アメリカやイギリスなどの英語圏だと、飛行機に乗る時間や現地での滞在日数が長くなります。
親も含めて楽しい旅行にすることが大切なので、不安があれば韓国や台湾など近場の海外旅行でデビューしてみるのも一つの手です。
近場の海外旅行も不安なら、飛行機を使った国内旅行で練習してみる方法もおすすめです。
親自身が子連れならではの大変さや準備の必要性を実践で学んでおけば、次に行く海外旅行がより楽しいものになるでしょう。
失敗しても子供の財産になる
無理して海外旅行へ子供をつれていって失敗しても、将来的には子供の財産になります。
小さいうちから海外へいった経験を持たせれば、子供目線で海外のハードルが下がってグローバルな環境への抵抗が低くなるものです。
休暇を利用した短期間の海外旅行だけで子供の英会話が一気に上達する可能性は低いですが、その場では分からない変化や刺激をたくさん与えてくれます。
準備不足や想像以上に子供がストレスを感じて旅行が苦い経験になったとしても、その海外旅行が失敗だったとは言い切れません。
費用や親の負担など覚悟しておくことは多数ありますが、親自身が海外へ行きたい。子供も一緒につれていきたいと思うなら前向きに検討してみてください。
一方で親が子供を連れて海外旅行へ行くことに後ろ向きな気持ちなら、無理に計画しない方がいいです。