親の背中を見て英語好きを育む
子どもが物事に興味を持つきっかけは、必ずしも能動的な行動が原因とは限りません。
本人が思っている以上に親の行動や趣味嗜好に影響されるものです。
それは英語教育にも同じことがいえます。
子どもに英語を好きになって貰うためには、子どもの手本となる親の行動を変化させることが効果的です。
親子揃って英語学習に取り組むために有効的ないくつかのポイントを抑えておきましょう。
子どもが英語好きになる5つのポイント
会話に自然と英語が出てくる
子どもが英語に興味を持つために、英語が身近な存在でなければいけません。
親と交わす日常会話の中に適度に織り交ぜてみるだけでも子どもが英語に触れるきっかけが生まれ、次第に英語好きへの道を歩むようになります。
不自然に英語を交ぜると子どもながらに違和感を覚えるため、会話の途中でクイズを出してみるなどの工夫が必要です。
アニメやおもちゃで英語に触れる
英語への抵抗感をなくすために、英語は遊びであると思って貰いましょう。
そのためには外国製のおもちゃを遊びに取り入れるなど、英語が必要な状況を作り出す方法がオススメです。
またディズニー映画の字幕版や海外アニメを流しておくと、より自然と耳に英語が入ってきます。
意味は分からなくとも、楽しい気持ちを忘れないように英語に触れさせてあげる工夫が求められるのです。
重要性ばかり説かない
基本的に子どもは勉強が好きではありません。
現代において英語は必要ですが、必要性を説くあまりお説教のようになってしまっては子どもも英語に親しみを持てなくなってしまいます。
子どもが英語に対して前向きになるためにも、子どもの方から英語が重要だと気づける環境を作りましょう。
上手くできたらしっかり褒める
子どもがスクールから帰ってきたら、その日の授業内容をヒアリングしましょう。
その上で、上手くできたと喜んでいる部分は思いっきり褒めることがオススメです。
子どもは褒められることが良いことだと理解しています。
一度褒められれば気持ちよくなり、次はどのように褒められようという前向きな気持ちが働くため、英語力がメキメキと向上するものです。
親が英語を好きになる
子どもを英語好きにしたいのならば、まずは親の方が英語を好きになりましょう。
子は親の背を見て育つといいます。
親が楽しそうに英語を使っていれば、子どもの方から興味を持ち自分も使ってみたくなるものです。
親が追い抜き子に追い越されというライバル関係が続けば、自然と英語が好きな家庭ができあがっています。
親のエゴが及ばない英語教育を
子どもが英語学習に興味を持つきっかけとして、親の行動が大きく影響します。
英語を好きになって貰いたいのならば、まずは親が英語を受け入れる体制を整えましょう。
しかし親から押しつける形になってしまっては良くありません。
あくまで子どもの自主性を伸ばすため、親が夢中になっている姿勢を見せることが何よりも効果的なのではないでしょうか。