親が英語を話せなくても大丈夫？
幼児期は新しいことを吸収する力が強く、親が英語を話せなくても正しい学習環境を用意すれば英会話スキルが急成長します。
ただし、英会話と接する時間が少なく、子供自身の勉強意欲や集中力がなければ、幼児英会話教室に通っても意味がないケースがあります。
たとえば週に1回1時間のペースで通う幼児英会話教室だけが英語と関わる機会になり、家では全て日本語だと子供は日本語ばかりを覚えます。
英語のDVDやYouTube動画を見せる方法もありますが、子供の質問やリアクションに対して親が英語で返せなければ子供は日本語のコンテンツを好んでしまうものです。
特に昨今は1歳や2歳の乳幼児でも、スマホからYouTubeアプリを開いて気に入らない動画を変える操作を覚えます。
英会話は英語を使う時間の長さが重要で、親が英語を話せるかで英会話を習得する優劣があるのは事実です。
親が協力する姿勢
親が英語を話せなくても、子供と一緒に勉強して家で楽しく英語を学ばせる姿勢があれば問題ありません。
発音が悪いカタカナ英語であっても、英単語や英文さえ覚えさせればネイティブな英語は学習環境で修正されていきます。
また、親が英語を教えなくても、英会話教室の様子を観察して子供が気に入っている英語の歌を自宅で流すだけでも差が出るものです。
一方で英会話教室に通わせるだけで親が満足してしまい、家では1人でDVDを見ながら勉強させればいいなど親の協力する姿勢がなければ上達が遅くなります。
オンライン英会話教室の活用
親が英語を話せない場合でも、英会話教室を利用する時間でカバーすることができます。
おすすめの学習法は通う手間がなくて費用が安いオンライン英会話教室です。
幼児は1人で勉強する能力が低いので、なるべく英会話の先生から教わる時間を増やしてあげましょう。
対面式の英会話教室に週1回1時間だけ利用するよりも、オンライン英会話教室を週に2～3回のペースで利用した方が成長できる可能性があります。
楽しんで取り組めるか？
幼児期の英会話教室でもっとも重要なのは、子供の心を掴んで楽しませることができるかです。
外国人のネイティブな発音ができる先生であっても、子供の扱い方が下手だと成長しません。
子供自身が英会話教室を楽しみにすることが望ましく、英会話教室で学ぶ時間が限られていても、子供自身が英語を楽しめていればDVDやネット動画での勉強も効果的になります。
一方で｢高い月謝を払っているんだから｣などの理由で、前向きではない子供を無理に英会話教室へ通わせても英語を身に付けられません。
子供が英会話教室を楽しんでいないのであれば、通う教室や先生を変更することを検討してみてください。
オンライン英会話教室であれば、手軽に様々な先生の英会話レッスンを受けることができます。